8月1日~8月3日に開催された日本加速器学会 第14年会(The 14th Particle Accelerator Society of Japan)の報告をさせていただきます。開催場所は札幌市にある北海道大学札幌キャンパスで行われました。加速器の学会ということもあり、会場はKEKを始めとする加速器関連の研究所や企業の方々で溢れており、著者のような学生は少々浮いているような気がしました。
北海道大学構内の景色
発表されている内容も非常に様々で、加速器が劣化しない適切な洗浄の方法やILC計画の候補地である北上山脈の調査などもありました。当研究室からは私(髙橋:M1)が「スイッチ型クライストロンモジュレータへの出力電圧補償回路の適用に関する検討」という題目でポスター発表をしました。
ポスターによる発表は初めてでしたが、特に緊張することもなく研究内容をわかりやすくお伝えすることができたと思います。提案方式の”ウケ”は概ね良好で、中には本研究の提案方式を使用したいと仰る方もいました。今回のポスター発表を通して、自分自身の研究の有意義さを再認識することができました。
発表の様子
学会の後は教授と二人で北海道の海の幸や日本酒などを楽しみました。著者は北海道出身ですが、やはり北海道のホッケは別格だと感じました。日本酒は旭川の国士無双が非常に美味しく、旭川高専に通っていた時に沢山飲んでおけばよかった、と思いました。
刺し身とお通し
また、北大に通っている高専の同期と久しぶりに会いました。色々な話をしましたが、主な話題は研究関連の話でした。多忙な研究生活で疲弊している様子でしたが、模範的な大学院生として真面目にやっていることがよくわかり、自分も頑張ろうと思いました。
著者:髙橋(M1)