9月17日~9月22日の間ワシントンD.Cで開催されたSiCパワー半導体国際会議ICSCRM2017に参加してきました。当研究室の参加者は、私(後藤M2)、岩室先生、矢野先生の3名でした。
前日16日に現地入りしたのですが、ワシントンD.Cと日本の時差は13時間あり、飛行機のフライト時間も半日近くかかります。なので16日朝に出発し、到着はほぼ同時刻であったため、不思議な感覚でした。学会はマリオットホテルで行われ、多くの著名な先生方がいらしていました。その先生方の講演や、様々な企業の方の研究発表を聞くことができ、結晶欠陥の研究やデバイスの研究、そのアプリケーションに関する研究の発表など自分の研究分野にもSiCを用いた様々な研究を学ぶことができました。このように様々な研究発表を通して聞いているうちに「世界における現在のトレンドの研究はどういうものなのか」がわかりました。これは国際学会に参加しないと分からない事なので非常に有意義な時間を過ごす事ができたと思います。僕の発表は18日にありました。僕の発表の形式はオーラルで、発表12分、質疑応答3分の構成です。先生にご協力頂き発表スライドの添削、発表練習を日本でしっかりと行い挑んだのですが、質疑応答にてうまく答えられず、特に英語力の未熟さを実感しました。次はばっちり答えられるよう努力しようと強く思いました。
ワシントンD.Cにはご存知ホワイトハウスをはじめ、国会議事堂や、ゴッホやモネ、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画が飾ってある美術館、ライト兄弟の飛行機が展示してある博物館など多くの観光名所がありました。とても一日では回れる数ではなく、全てを見ることはできませんでしたが、観光をすることができました。
また、早朝にランニングをしたり、ホテルのジム・プールで泳ぐ、学会の方たちとサッカーをするなど運動もしっかり行うことができました。
21日に開かれたバンケットでは、なんと航空博物館を貸しきり盛大なパーティが行われました。そして最終日には先生方、ほかの研究室の学生の方と「これぞアメリカ」というステーキを食べ締めくくりました。
様々な著名な先生の講演、世界の最先端の研究を聞くことができ非常に有意義な学会となったと思います。来年はイギリスで開催されるので、研究室のみなさんも是非参加してほしいと思います。
最後に学会参加にあたり多くのご協力を頂いた岩室先生、矢野先生、共著者の方々、安さん、そして白井先輩に感謝の意を述べ終わりにしたいと思います。
筆者 後藤(M2)