だいぶ時間が経過してしまいましたが、先週の5月9日土曜日に筑波大学大学院オープンキャンパスが催されました。
私たちの研究室にも、多くの見学の学生さんがいらっしゃいました。研究室訪問をしていただき、ありがとうございます。多くの方が、高専の学生さんだったそうです。高専の方々から聞くと、私たちの研究室は高専生にとって魅力的だそうです。私たちが所属する理工学群応用理工学類では、ちょっと異色の研究室だと思います。(良い意味です。)
今年、筑波大学大学院を受験なさる方々、頑張ってください。
筑波大学のパワーエレクトロニクス研究室はデバイス班と回路班があり、両方の知識を得ることができる研究室です。
どうしても“研究”というと、狭い範囲の知識を深く突き詰めていくということをイメージしがちだと思います。しかし、実際は幅広い知識を持ち合わせていることによって、研究の幅が広がると思います。
筆者はデバイス班ですが、昨年は回路班の方々が発表している内容がちんぷんかんぷんでした。どこが新しいのか、従来と比較してどうなのか。そもそも、「インバータ?コンバータ?」というところからスタートしました。そんな回路も徐々に慣れてきたところです。といっても、まだまだ知識は足りません。そして、「もし、この素子を回路に組み込まれた時のメリットとデメリット、回路班はどのようなデバイスを望んでいるのか」と、考えたりもします。
明日からは、研究室に新しい仲間が増えます。3ヶ月という短期期間ですが、インターンでフランスから留学生が来ます。その方は、英語とフランス語しか話せないようです。どんどん研究室がグローバルになってゆきます。筑波大学自体がグローバルな大学ですので、いまさら海外の方には驚きませんが、年々英語の必要性を感じさせられています。つくばは街中を歩いていても、英語で道を聞かれたりするので、毎回情けない英語で対応してしまいます。海外の方と接する機会が多いせいか、様々なことに関して視野が広くなった気がします。これは、すごく大きなメリットですね。
筆者:田邉(M1)