8月28~31日まで、第四回TIAパワーエレクトロニクスサマースクールが開催されました。
開催場所は、産業技術総合研究所つくば西事業所のTIA連携棟でした。
サマースクールは、全国からパワエレを研究している学生と社会人が参加しています。
授業は、28~30日までの三日間で31日は希望した見学所へ行きます。
授業では、パワエレのデバイスから回路や制御などの様々な分野で活躍されている先生方に講演していただきました。
日本語の講演と英語の講演があり、自分のやっている専門の分野だったらわかるものが、分野から外れて、しかも英語での講義では頭の中では?が沢山浮かんでいました。生徒は様々な分野の学生がいるため、わからなかったところはその分野の学生に聞いて、?を少し解消していました。
28日の初日は、基礎的な話がメインでした。そして、夕食は立食で同時に学生はポスターセッションでした。
お酒も振舞われたため、ほろ酔い状態でまじめに発表していました。
29日の二日目は、少し応用的な話がメインでした。そして、夕食は初日と同様に立食でした。
二日目は、先生方や社会人は夕食は別で、学生と企業の研究員の方々との夕食でした。
テーブルは1時間各班ごとに分かれてお話をして、残りの1時間で自由に様々な人とお話をしました。
筆者は女のため、班とは別に女性のテーブルがあり、更にドクター・ドクター進学希望の方もテーブルが別でした。
社会人の女性の方々とお話ができて、楽しかったです。
30日の座学最終日は、実際に社会で用いられているパワエレのお話でした。講義は全て英語です。
制御に関してお話していただいた、アメリカの大学の教授の方はなんとなく面白そうでしたが、ちんぷんかんぷんでした。
パワーが物凄く、時々アメリカンジョークもまぜながら、講演されていました。
ただ、日常的にアメリカンジョークに触れていなせいか、日本人はあまり笑いません。
内容は難しかったですが、どこか惹かれるものがありました。これが、プレゼン力なのでしょうか。
京都大学の木本先生やTOYOTAの濱田先生の講演も面白かったです。
また、この日に修了書を頂きました。そして、学生の中から3名ほど優秀だった方が表彰されました。
表彰されたのは、京都大学の方と長岡技術科学大学の方と私たちの研究室からM2の飯島さんでした。
最終日は、夕食がでないため、サマースクールで仲良くなった方々とご飯に行きました。
同じ分野(パワエレ)の女性と仲良くなる機会はあまりないため、このような機会に仲良くなれて嬉しかったです。
最終日の31日は希望するコース見学でした。見学するものは、スマートグリッド実証試験場、つくばイノベーションアリーナ(産総研・KEK・筑波大学パワエレ研見学)、鉄道総研、パワーエレクトロニクス関連計測技術の4コースがありました。
筆者は、最後の計測の講習会に参加しました。写真には、二つ目のコースに参加していただいた集合写真を載せます。
長くなりましたが、サマークールに参加して本当によかったと思います。
様々な分野の方々と知り合いになり、議論したりすることが出来ました。
来年も開催されると思うので、興味がある方は参加されるといいと思います。
ただ、三日間毎日お酒を飲んでいたため、朝の早起きが辛かったです。遅刻はしませんでしたが、朝は頭がぽーっとしていました。
筆者:田邉(M1)