こんにちは

D1の飯嶋です。

今から一ヶ月前のことになってしまいましたが,私を含めた研究室の数名でドイツで開催されたヨーロッパ最大のパワーエレクトロニクスに関する学会EPE2016に参加してきました。

そしてその道中,パワーエレクトロニクスの世界で最も著名な先生の一人であるRik W. De Doncker先生が在籍しているアーヘン工科大学とその研究室への訪問をしてきました。

本研究室初の学生達のヨーロッパでの学会発表でしたがとても良い経験が出来ました。

ここではまずEPE2016について紹介したいと思います。

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EPE(European Conference on Power Electronics and Applications)は今回で18回目を迎えるヨーロッパ圏最大のパワエレに関する国際会議です。

今年の開催地はドイツのカールスルーエでフランクフルトから南に高速鉄道で一時間程の距離に位置し,ドイツの最高裁判所があることからドイツの司法首都でもあります。

街は宮殿から伸びる放射状の道によって結ばれており,大通りには路面電車であるトラムが走っています。

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会議は街のホールを貸しきって行われ,120を超える口頭発表,320を超えるポスター発表が行われ,750を越える参加がありました。

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筑波大学からは私,M2の奥田君,磯部先生が口頭発表を研究員のティラクさん,レーネさん,社会人ドクターの児山さんがポスター発表を行いました。

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口頭発表とポスター発表の割合が1:3のEPEにおいて口頭発表が行えた事は私たち学生にとって大変良い経験となりました。

また,企業展示のブースにおいてはドイツということもありメルセデスベンツの展示やGaNデバイスへの注目が高まっていることを思わせるデバイスや試作回路の展示が目を引きました。

滞在中は学会主催のガラディナー含め,ドイツの代表的な食事であるソーセージなどの肉料理やビールをお城で堪能しました。

個人的にドイツ料理は今まで訪問した国の中で一番おいしいと思います。

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発表以外の活動としてはテクニカルツアーでの水力発電所の見学や休日には博物館巡りをしていました。

個人的に超音速旅客機「コンコルド」とソビエト製スペースシャトル「ブラン」を見れたのが良かったです。ドイツに行ったら博物館ですね。

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文章が長くなってしまいましたが,充実した滞在でありました。

来年のEPE2017はポーランドのワルシャワです。

締め切りは11月の中旬だそうなので興味がある方は応募してみてはいかがでしょうか。

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次回は道中に訪問したアーヘン工科大学について紹介します。