9月7,8日に和歌山で行われた半導体電力変換/モータドライブ合同研究会に参加しました。

 

発表前日の6日に現地入りし,7日昼の研究会発表開始までは観光,7日昼から8日昼までが研究会発表,その後に研究会主催の見学会に参加するという日程でした。

 

まず,お昼に現地入りした6日は時間に余裕があったので,空港から宿泊先まで歩いていくことにしました。歩く途中,白浜の山中や海岸沿いなど,様々な景色を見ることができました。海がきれいで,リゾート感に溢れたとても魅力的な場所でした。

海岸+看板

7日の午前中も発表まで余裕があるので,南紀白浜の観光地である三段壁に行きました。三段壁には海に面した洞窟があり,その中に入ることができます。いつもとは違う場所から見た海の景色は迫力があり,とても新鮮な体験となりました。

三段壁

そして7日お昼過ぎから研究会発表が始まります。全国の名のあるパワエレ研究室の学生が集まっており,気が引き締まる思いでした。他大学の発表では,我々の研究室と違うアプローチで行われる研究を見ることができました。発表の中には,以前から必要であった研究手法のヒント等もあり,大きな収穫であったと思います。私の研究発表に対しても,様々な先生や学生方から質問や意見をいただくことができました。他の研究室からの自分の研究の見え方や,研究室内では見えなかった課題を知ることができました。自分の研究をより洗練し,また自分や研究室の今後の研究方針を考えるうえで非常に貴重な機会であったと思います。

会場の周りに飲食店がなかったため,昼食をカロリーメイトで凌いだのはいい思い出です。

会場とカロリーメイト

8日の午後からは,和歌山の紀伊変電所見学会に参加しました。日本ではあまり多くない直流送電に関わる施設であり,以前から興味があったので良い機会でした。施工から運用まで,広く丁寧に説明していただき,直流送電についての知識を得ることができた貴重な経験となりました。実際に施設内を一通り見学させていただいた際には,そのスケールの大きさには驚かされるばかりでした。

変電所

今回の研究会参加を通して,自分や研究室の研究を見直すことができ,また研究会ではパワエレという分野の大きな応用先を見ることができました。今回得た知見やモチベーションを糧に,さらに成果を挙げ,研究室を盛り上げていければいいなと思います。

 

筆者:鴨志田(M2)