M2の河野です。

12/5~12/7の期間に、2022 Southern Power Electronics Conference (SPEC) がフィジーのデナラウ島にて開催されました。SPECは南半球にて毎年開催され、電力変換システムに関しての幅広い技術の議論がなされる国際学会です。南半球からの参加者のみならず、北米、ヨーロッパ、アジアからの参加者も多く、様々な国で活躍されている先生・研究者とお話しをする大変貴重な機会となりました。筑波大学パワーエレクトロニクス研究室からは筆者が参加し、現地での口頭発表を行いました。

左:会場のSheraton Fiji Resort 中央:筆者の発表の様子 右:全参加者が参加する夕食会

本学会は、デナラウ島西部に位置するShraton Fiji Resortで行われました。夏のクリスマスの雰囲気が漂うリゾートにて、再生可能エネルギー・自動車を含む産業向け電力変換システムに関する議論を中心に、約15件の招待講演と約100件の口頭発表が行われました。今まで取り組んできた内容やオリジナルのアイデアを世界に向けて発表し、フィードバックを頂く良い機会だと意気込んでいましたが、当日はかなり緊張し2回くらい嚙みました。発表後の質疑応答やその後の交流の場においては、普段あまり関わる事のない研究分野の方・似た研究を他国で行われている方とface to faceで議論することで、自身の研究内容を客観的に捉えることができ、より理解が深まりました。

左:会場の景色 中央:夕食会にて催されたフィジーの伝統芸能 右:海岸風景

開催地は再開発されたリゾート半島で、セキュリティが整っており、安心して学会に参加することが出来ました。全参加者が参加する夕食会ではフィジーの伝統芸能(メケ)が催され、フィジー人の魂を感じる歌と踊りを肌で感じ、胸が熱くなりました。

本発表を行うにあたって多くの指導をしてくださった磯部先生、萬年先生に感謝いたします。

筆者:M2 河野