12th Power Electronics and Drive Systems(PEDS2017)に参加しました。
12月12日~15日にアメリカハワイ州オアフ島で開催された国際学会PEDSに私たちパワーエレクトロニクス研究室から指導教員1名、学生3名で参加しました。12thPEDSはハワイのコンベンションセンターという外装がガラス張りの素晴らしい会議場で開催されました。学会全体を通して、次世代パワー半導体(SiC・GaN)を用いた研究をはじめ、受動部品(インダクタ)の設計に着目したもの、太陽光発電システムやモータードライブなど幅広く興味深い内容の発表ばかりでした。
学会のスケジュールはプレナリーセッション・ポスター発表・口頭発表・カンファレンスディナーなどに分かれており参加学生の口頭発表は最終日の15日に行われました。
3名とも初の国際学会参加であり、さらに日本人学生2名は慣れない英語に苦戦しながらも無事に発表を終えることができました。たどたどしい英語での発表となってしまいましたが、たくさんの質問をいただくことができました。この日のために、今年の3月から長い間準備をしてきたので、視聴者の方々に発表内容を理解してもらえてとても良かったと思います。それと同時に、発表を通して自身の研究の新たな課題や検討事項を発見できる良い機会とすることができ、今後の研究に活かしたいと思います。学会主催のディナーは、学会会場から1時間程バスで移動しParadise Coveという場所で行われました。そこでは、ハワイのゲームやパフォーマンス、ハワイアンダンスなどを楽しみながら、地元のハワイ料理を楽しむ贅沢な経験をすることができました。
空き時間には指導教員引率の下レンタカーを利用して、ハワイのビーチ巡りや真珠湾に戦艦を見に行ったり、地元ならではのレストランを探したりと、充実した時間を過ごすことができました。最も印象に残ったのは、ハナウマ湾でシュノーケルを体験し、間近でウミガメを見れたことでした。
学生のうちに国際学会という大変貴重な経験をさせていただいた先生方をはじめ、この学会に参加するにあたってご協力いただいた先輩や同期に感謝しつつ、得られた知識や経験を後輩へと伝えることで研究室に貢献していこうと思います。
著者：山野寺（M2）、大澤（M2）、鄒 （M2）
