2月15日に富士電機株式会社松本工場を訪問しました。
パワエレ研から岩室先生、矢野先生、博士研究員 張旭芳さん、学生9名で訪問させていただきました。
3年ぶりの松本工場の訪問であり、普段研究室では見ることのできない施設・設備などを見学させていただけるということで、一同楽しみにしておりました。
早朝につくばを出発し、長野県の松本市に向かいました。
まず会社説明をしていただいたあとTCADシミュレーションを用いたプロセスやデバイスシミュレーターのご説明や、パッケージ破壊のシミュレーション等を見学させていただきました。多様なシミュレーションでの解析は実際に製品化する際に非常に重要であると感じ、研究室と企業の研究の違いを感じました。
また、富士電機で製造しているIGBTモジュールなどのパワー半導体製品の紹介をしていただきました。普段目の当たりにすることができない製品などの説明を丁寧にしていただき、学生は熱心にお話を聞いていました。
その後、SiCのクリーンルームを見学させていただき、各種製造設備やSiCウェハ等を見させていただきました。普段の大学の研究ではお目にかかることができない設備等を見ることができ、一同感動していました。
最後に懇親会を設けていただき、社員の皆様との親睦を深めることができたと思います。またパワエレ研OBである安さん、唐本さん、原田さんにもお会いすることができ、皆さん元気に活躍しており、貴重なお話などを聞くことができました。このような機会を設けていただきました富士電機株式会社の皆様には心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
学類4年 金森